
ひと目でわかる機械工学
- 学ぶこと
- 材料力学・機械力学・流体力学・熱力学の 4 つの力学、機械の設計と製図、制御、加工と生産
- 生かせる仕事
- 自動車・鉄道・航空機・ロボット・家電・発電機器の設計や開発、工場の生産技術
- 学部・学科の名前
- 機械工学科・機械システム工学科・機械航空宇宙工学科・ロボティクス学科など
図 1
機械工学の広がり
図 2
4 年間の流れ(標準的なカリキュラム)
図 3
仕事での生かし方

乗り物の設計・開発
自動車・鉄道・航空機のエンジンや車体を設計し、試作と試験をくり返して性能と安全を確かめます。
- 設計エンジニア
- 実験・評価エンジニア

ロボット・工場の自動化
工場で働くロボットや生産ラインをつくり、製品を正確に、速く、むだなくつくるしくみを整えます。
- 生産技術エンジニア
- ロボットエンジニア

エネルギー・インフラ
発電所のタービン、ビルの空調、エレベーターなど、社会を支える機械を設計し、止まらないように保守します。
- プラントエンジニア
- 保守・保全エンジニア

製品開発・研究
家電や医療機器、スポーツ用品などの製品を開発します。大学院に進んで研究者になる人もいます。
- 製品開発エンジニア
- 研究職
図 4
学ぶために必要な科目・学問
機械工学に関連するコミュニティ
研究室・部活・サークルなど、全国の 943 件から探せます。

燃料電池システム研究室
九州大学(福岡県)
機械工学・伊藤 衡平 教授

早川研究室
東北大学(宮城県)
工学研究科航空宇宙工学専攻・高速反応流

空気力学/流体力学
岡山大学(岡山県)
工学部 機械システム系 機械工学コース・流体力学・航空宇宙工学・河内 俊憲 教授
航空機エンジン内部や翼まわりの流れを、風洞実験とスーパーコンピュータによる解析で研究する。
適応材料力学分野
京都大学(京都府)
工学研究科機械理工学専攻・適応材料力学
先端システム理工学分野
京都大学(京都府)
工学研究科機械理工学専攻・先端システム理工学
先進接合
熊本大学(熊本県)
工学部 機械数理工学科・接合工学・寺崎 秀紀 教授
接合や積層造形でできる微細組織と機械的性質の関係を実験と計算で調べる。
よくある質問
「4 つの力学」とは何ですか?
材料力学(部品が壊れないか)、機械力学(動きと振動)、流体力学(空気や水の流れ)、熱力学(熱と仕事の変換)の 4 つです。日本学術会議の参照基準も、熱学を含む力学を機械工学の基盤としています。多くの大学では 2 年生で集中して学びます。
ロボットをつくりたいのですが、機械工学で学べますか?
学べます。ロボットの体の設計、関節の動きの計算、モーターの制御は機械工学の中心です。電気や情報の知識も組み合わせるため、「機械システム」「ロボティクス」などの名前の学科やコースを置く大学もあります。
物理が苦手でも大丈夫ですか?
1 年で物理学や力学を学び直してから専門の力学に進む大学が多く、演習の授業で計算に慣れていきます。高校の物理のうち、力と運動、熱の単元を復習しておくと、入学後の助けになります。
学生フォーミュラや人力飛行機のチームはありますか?
工学系の学部がある大学の多くに、学生フォーミュラ・人力飛行機・ロボコンなどのチームがあり、機械系の学生が中心になって設計と製作をしています。学生フォーミュラは、学生が自ら構想・設計・製作した車両でものづくりの総合力を競う大会で、自動車技術会が開いています。













