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高校の科目理系

地学

地震や火山、天気と海、星や銀河まで、私たちが暮らす地球と宇宙のしくみと歴史を学ぶ科目です。

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地層をスケッチする生徒、雲を見上げて天気を観測する生徒、天体望遠鏡をのぞく生徒と、火山・海・星空が広がる地学の世界

ひと目でわかる地学

学ぶこと
地球の内部とプレート、地震と火山、地層と化石、大気と海洋、太陽系・恒星・銀河
生きる場面
天気予報や台風の進路、地震や大雨のときの避難とハザードマップ、星空や日食・月食の観察
大学で続く学問
地球惑星科学・天文学・気象学のほか、建築・土木・防災など、大地や自然と向き合う学問

図 1

地学の広がり

学習指導要領(平成 30 年告示)の地学基礎の 2 つの内容と地学の 4 つの内容を 4 つにまとめ、地球環境と防災を加えた図です。

図 2

高校 3 年間の流れ(学習指導要領)

地学は原則として地学基礎の後に学びます。学習指導要領は学ぶ学年を決めておらず、どの科目を開くかは学校が決めます。令和 8 年度の共通テストの受験者は、地学基礎が 48,438 人、地学が 2,701 人でした。

図 3

仕事での生かし方

図 4

この科目が生きる大学の学問

物理学

高校で
地球の形と重力・地磁気・地震波、恒星と宇宙
大学で
地球物理学・宇宙物理学・天文学

地震波で地球の中を調べる方法や、星の光から表面温度や距離を求める方法は、物理の法則にもとづいています。

物理学とのつながりを詳しく

大学の物理学

建築学

高校で
地震と地殻変動、地表の変化、日本の自然環境
大学で
耐震設計・地盤・防災まちづくり

地震の揺れ方や地盤の性質、土砂災害の起こりやすさを知ることが、安全な建物とまちを計画する土台になります。

建築学とのつながりを詳しく

大学の建築学

情報学

高校で
大気の運動と気象、海水の運動
大学で
数値シミュレーション・データ解析

天気予報を支える「数値予報」は、大気を細かい格子に分け、物理の法則で将来の状態をコンピュータで計算するしくみです。

情報学とのつながりを詳しく

大学の情報学

地学に関連するコミュニティ

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よくある質問

地学を学べる高校は少ないのですか?

どの科目を開くかは、各学校が生徒の進路などに合わせて決めます。令和 8 年度の共通テストの受験者は、地学基礎の 48,438 人に対して地学は 2,701 人で、地学まで学ぶ人はまだ多くありません。地学基礎までの人も、大学の地球惑星科学科や地球科学科などで続きを学べます。

地学は物理や化学とどう関係しますか?

地学は、物理や化学の法則を地球と宇宙に当てはめて考える科目です。地学では、地震波の伝わり方から地球の内部の構造を調べたり、恒星の光のスペクトルから表面温度を調べたりします。物理基礎・化学基礎で学ぶ波やエネルギー、原子の知識が手がかりになります。

地学は防災に役立ちますか?

地学基礎の「日本の自然環境」では、日本に見られる気象現象や地震・火山活動を扱い、自然災害の予測や防災にも触れます。地形や地層の成り立ちが分かると、住んでいる地域のハザードマップに描かれた危険の理由が読み取れるようになります。

高校生のうちにできることはありますか?

地学オリンピック日本委員会が開く「日本地学オリンピック」は、一次予選を小学 1 年生から高校 3 年生まで受けられます。2027 年 8 月には、国際地学オリンピックが島根県松江市で開かれる予定です。月や星の動きを観察したり、博物館で岩石や化石を見たりするのも、地学の入口になります。

出典