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高校の科目理系

化学

身のまわりの物質が何からできていて、どう変化するのかを、原子や分子の目で確かめていく科目です。

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高校の化学室で色の変化や炎の色を観察する生徒たちと、薬・食品・電池・ペットボトルなど化学が支える暮らしの品々

ひと目でわかる化学

学ぶこと
原子と化学結合、物質量(mol)、酸と塩基・酸化と還元、化学平衡、無機物質と有機化合物
生きる場面
料理や洗剤・薬の使い方、電池のしくみや金属のさび、ペットボトルなどプラスチックの分別とリサイクル
大学で続く学問
化学・薬学・医学・農学・工学(材料・化学工学)など、物質を扱う多くの学問

図 1

化学の広がり

学習指導要領(平成 30 年告示)の化学基礎の 3 つの内容と化学の 5 つの内容を 4 つにまとめ、化学が暮らしで果たす役割を加えた図です。

図 2

高校 3 年間の流れ(学習指導要領)

化学基礎は理科の基礎の科目の 1 つで、化学は原則として化学基礎の後に学びます。学習指導要領は学ぶ学年を決めていないため、学年や進み方は学校によって異なります。

図 3

仕事での生かし方

図 4

この科目が生きる大学の学問

化学

高校で
化学結合・化学平衡・有機化合物など、化学基礎・化学の全体
大学で
物理化学・有機化学・無機化学・分析化学

高校で覚えた反応や性質を、大学では原子の中の電子の動きから説明し、新しい物質の設計に生かします。

化学とのつながりを詳しく

大学の化学

医学・薬学

高校で
酸と塩基・電離平衡、有機化合物、天然高分子化合物
大学で
生化学・薬理学

体液の pH がほぼ一定に保たれるしくみや、薬が体の中で働くしくみは、化学の言葉で説明されます。

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大学の医学

生物学

高校で
天然高分子化合物(糖・アミノ酸・タンパク質)、化学反応とエネルギー
大学で
生化学・分子生物学

DNA やタンパク質も分子の一種で、細胞の中で起きていることの多くは化学反応として説明できます。

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大学の生物学

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よくある質問

化学基礎と化学はどう違いますか?

化学基礎(標準 2 単位)は、物質の構成や物質量、酸と塩基、酸化と還元など化学の土台を学ぶ科目です。化学(標準 4 単位)は原則として化学基礎の後に学び、化学平衡や無機物質・有機化合物まで深めます。共通テストでは、化学基礎は 4 つの基礎の科目から 2 つを選んで解く試験(各 50 点)、化学は 60 分・100 点の試験です。

物質量(mol)の計算でつまずきました。

物質量は、原子や分子を 6.02×10²³ 個ずつのまとまりで数える考え方です。鉛筆を 12 本ずつ「1 ダース」と数えるのと同じで、まとまりの数が分かれば、質量や気体の体積に言い換えられます。化学反応式の係数も、このまとまりの数の比を表しています。

覚えることが多くて不安です。

無機物質や有機化合物は扱う物質が多いですが、学習指導要領は、典型元素の性質を周期表にもとづいて整理できることを理解するよう求めています。有機化合物も、性質が炭素の骨格と官能基で決まることを押さえると、ばらばらの知識がつながります。

高校生のうちにできることはありますか?

日本化学会などが開く「化学グランプリ」は、高校生以下が参加できるコンテストで、1999 年から毎年開かれています。一次選考は毎年「海の日」にマークシート式で行われ、上位の約 80 人が実験を伴う二次選考に進みます。紫キャベツの汁で酢や重曹水の色の変化を見るなど、台所でできる観察もよい準備になります。

出典