大学カタログ

高校の科目理系

生物

細胞や遺伝子から体のしくみ、生態系と進化まで、生き物に共通するしくみと多様さを学ぶ科目です。

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高校の生物室で顕微鏡の観察や DNA を取り出す実験をする生徒たちと、校庭や川辺で植物や生き物を調べる生徒たち

ひと目でわかる生物

学ぶこと
細胞と遺伝子、体の調節と免疫、生態系と生物の多様性、進化、遺伝子を扱う技術
生きる場面
健康診断の血糖値やワクチンのニュース、みそやヨーグルトの発酵、身近な公園や川の生き物と外来生物
大学で続く学問
生物学・医学・薬学・農学・看護学・心理学など、生命と人の体を扱う多くの学問

図 1

生物の広がり

学習指導要領(平成 30 年告示)の生物基礎の 3 つの内容と生物の 5 つの内容を 4 つにまとめ、医療・食料・環境への広がりを加えた図です。

図 2

高校 3 年間の流れ(学習指導要領)

生物は原則として生物基礎の後に学びます。学習指導要領は学ぶ学年を決めていないため、学年や生物を開くかどうかは学校によって異なります。

図 3

仕事での生かし方

図 4

この科目が生きる大学の学問

生物学

高校で
遺伝情報の発現と発生、生物の進化、生態と環境
大学で
分子生物学・発生生物学・進化学・生態学

高校で学んだ遺伝子や進化の考え方を、大学では実験や野外の調査で自分の手で確かめていきます。

生物学とのつながりを詳しく

大学の生物学

医学

高校で
ヒトの体の調節(神経とホルモン)、免疫
大学で
生理学・免疫学・病理学

血糖値の調節や免疫など、生物基礎で学ぶ体のしくみが、病気を理解する出発点になります。

医学とのつながりを詳しく

大学の医学

心理学

高校で
刺激の受容と反応、動物の行動
大学で
生理心理学・神経科学・学習心理学

記憶や学習、感情は脳と神経のはたらきと深く関わっていて、心理学では動物の行動の研究も手がかりにします。

心理学とのつながりを詳しく

大学の心理学

生物に関連するコミュニティ

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よくある質問

生物は暗記科目ですか?

学習指導要領は、用語の意味を数多く覚えることより、主要な概念の理解に重点を置くよう求めています。中心となる重要用語は、生物基礎で 200〜250 語程度、生物で 500〜600 語程度と示されています(中学校などで学んだ用語を含みます)。用語どうしのつながりを図にすると、理解しやすくなります。

生物の授業が「進化」から始まるのはなぜですか?

学習指導要領は、生物の最初の内容「生物の進化」を科目の導入と位置付け、その後の細胞や遺伝子、生態の学習でも進化の視点を意識させるよう求めています。生き物がなぜ今の姿や働きをもつのかを、進化から考えられるようにするためです。

理系に進まなくても生物を学びますか?

理科は全員が、物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎のうち 3 科目(または「科学と人間生活」を含む 2 科目)を学びます。生物基礎は、令和 8 年度の共通テストで、基礎の 4 つのうち受験者がいちばん多い科目でした(114,187 人)。医学・看護・心理学など、体と心を扱う学問にもつながります。

高校生のうちにできることはありますか?

国際生物学オリンピック日本委員会が開く「日本生物学オリンピック」は、高校生などが参加できるコンテストで、国際大会の日本代表の選考も兼ねています。2026 年の予選は 7 月に行われ、1,929 人が受験しました。身近な公園の植物や川の生き物を季節ごとに記録するのも、生態系の学びにつながります。

出典